Apricot★Parade

独り暮らしの日記帳

10回目の命日

今日6月14日は、実家で飼っていた愛犬メイの10回目の命日です。

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ある晩、いきなり体調が悪くなって(原因は未だに分からない。

何か食べたのかな・・)そして大量に血を吐いて、一晩で衰弱して

そのまま亡くなってしまった。

当時私は学校の関係で京都に住んでいた為実家にはおらず、亡くなる直前に

立ち会うことは出来ませんでした。

ちなみにその日は大阪にaikoのライブに行っていた・・。楽しかったのに。

帰りの電車、京都についた辺りで母からの連絡を受けて、呆然とした。

今思えば、何でこの日のうちに実家に帰らなかったんだろう。

母から、かなりショックを受ける様子だから帰ってこないほうがいい、

何もできることはないからって言われてたけど。

翌朝実家に向かった。もうそれより何時間も前に、メイは亡くなっていたと思う。

それまで実感がなかったけど、その姿を見た時には、何かもう受け入れる

しかなかった。

 

こうやってブログに書いていて思ったけど、亡くなってからの6月14日に、

こんなにしんみり当時を思い出すことはなかったなぁ。

正直な話、この命日を覚えていることの方が少なかった・・。

毎年あれが忙しい、これが忙しい、で。

 

勿論今もそれなりにやることはあるんだけど、こうして振り返る時間が

あってよかった。

メイは9歳で亡くなって、その9年間の間には死ぬほど嫌だったことや辛かったことが

たくさんあった。そのせいで今の自分は色々と問題が多い。

でも、その生活の中にメイがいてくれてよかったなって思う。

すごく幸せだったーー!!って大げさに言うよりかは、割とあっさりそういう感じ。

人に懐かない犬で、服着せたりとか頭撫でたりとか、そういう可愛がり方は

出来なかったけど、一緒に散歩した事とか、自分より弱そうな犬にだけ

吠えるところとか、食い意地だけはめっちゃ張ってることとか、そんなしょうもない

ことでも思いだすと、素敵な時間だったなって。

そしてもう二度と戻らない時間なんだなって。それを過去って言うんだろうな。

でも、時間は過去だけじゃないよね。って、何か気付けた。

 

ちなみに、これを書いている間、aikoの「KissHug」をリピートしてました。

命日からちょっと経ってからかな?ラジオでオンエアが始まって。

何故かメイのことを思い出すんですよね、この曲を聴くと。

糞暑い日に近くの池までメイと散歩した光景が何故だか浮かんでくる。

亡くなってから出た曲だし、世間的には花男のイメージが(花晴れは毎週

楽しく観てます^^;)強い曲だと思いますが。

最初のトライアングル(かな?)音からもうグッと来る・・。

そして泣ける。ただただ。

 

そして、今日代表してお墓参りに行ってくれた母、ありがとう!

また私も行かなきゃな。