Apricot★Parade

独り暮らしの日記帳

腐女子=底辺って違うと思う

話題になっている「腐女子カースト」って漫画、逆にちょっと気になってしまった

ので(笑)検索して出てきた漫画のサイトで試し読みしてみた。

 

まず、マウントを取ることを批判しているような姿勢の割にはこの作者が

ガッツリ痛いマウント取りをしている所が何となく不愉快だった(-""-)

描いてある腐女子の例は実際にありそうだから、このウザい作者視点を

無くして描けばネタとして楽しめるものにはなりそうだけど・・。

でもまぁ批判されるのはしょーがないなって感じの内容だと思った。。

 

個人的には、この漫画の作中にあった「腐女子カースト最底辺」って

所が一番もやもやした。

この作者、学生の頃の描写からおそらくアラサーぐらいかと思うんですが、

それだけ生きてて「腐女子カースト最底辺 でもその最底辺の中にも

カーストがあるんですよ!」みたいなことがよく言えちゃうよなぁ・・。

人間のカーストなんて単にBL好きかどうかで決まるもんじゃない。

 

例えばコミケの壁サークルの人とか企業ブースで出店してる企業の上の方の人とか、

売れっ子の作家とか挙げたらキリないけど、BLが好きから始まって、

その道で食べていってる人とか大成功してる人とかは絶対最底辺じゃ無い。

 まぁ別にその道を職業にしていない人でも、BL同人活動しながら

ちゃんと職があって働いてる人だって絶対に最底辺とは言えないし。

 

もっと言うと、好きなことをして、それで他人との繋がりを築けるような人は

底辺じゃない。

 

私はアニメとか漫画とか好きな作品はあるしジャニーズも好きなグループ

はあるけど、それで友達が出来たことなんて一度もないし、

もっとも親友って言えるような友達も出来たことが無いから、大学時代、

BL話で盛り上がって結束している腐女子達が正直羨ましかった。

「男×男」にときめく気持ちは分かるんだけど、同人誌描いたりそういう

イベントに行ったりっていうような熱心なファンにはなれなかったので・・。

とらのあなとかで表紙が綺麗だなーと思った作品を買って読んでみたことも

あったけど、読んだだけで終わっちゃったなぁー・・。

 

でも、その大学の時の腐女子達はすごく活き活きしていて、同人誌にかける

情熱が半端なくて、作品観てそれで満足な自分からするとただただ

すごいなと思えた。

自分が好きなことを上手く伝えられるってそれだけですごいと思う。

私にはそれすら出来ないから。

 

だから結局、人間カーストなんて個人の問題で、BL好きかどうかとか

オタクだからどうかとかによるものじゃないと思うなぁ。

そもそも何が最底辺って決めるのも難しい。見方によって基準も変わってくる

だろうし。まぁ少なくとも私のような独り身三十路親友恋人居ない人間より

カーストが上な腐女子はいっぱいいるだろうってことです。。