『神様になった日』の感想🎥
期待してたんだよな~。OP/EDもすごくいい曲でかなり聴いてるし。
評判がやや怪しくなってきた時期も「最終回を観なきゃ何とも言えない!」という
思いで期待を持って視聴し続けてたんだけど・・・
最終回視聴後、あーもっと感動したかったなぁという思いでいっぱいでした。
キャラデザ、音楽、事前のPVはすごくよかったのに、何でこの材料ですっこーんな
内容にしちゃうのかなぁ。。
あまりにも残念でもやもやするからここで吐き出します。
5ちゃんとかで色々考察されてたけど「そんなことなかったぜ!」状態だったなぁ💧
さっきも言ったけど絶対に面白くなるはずのものは用意されてたと思う!
・・・・だからこそこんなに残念なのかな😩
個人的に残念だと思った点は以下の通り。
①伊座並さんとの恋愛が何の前置きも無く終了
これが一番許せないやつ!w
主人公は伊座並さんにはっきりと恋愛感情を抱いててそれでしばらく話も
進んでいたのに、いきなりひなに乗り換えるとこが本当に白けた。
個人的にひなはアニメのクラナドの風子みたいな立ち位置だと思ってたんだ
けどなー。だって小4ぐらいの女の子に高3男が「好きだ―!」って結構無理
ある💧エロゲならまだしもアニメなんだし。
②意味あり気だった金魚には何の意味も無し
これも伊座並さんに匹敵するぐらい残念だったとこ。
OP/EDに意味深に出たり消えたりしてたり鈴木くんが神殺しする時にも居た
リュウキンちゃん・・何も無しですかい。これがすごい作品のキーになってるん
だろうなと勝手に期待してた私も私ですが。
③ひなに取り付けられていた「量子コンピューター」の詳細が一切説明なし
ABの時みたいに「何か危険だから取り除かなきゃ!」っていう憶測だけで話が
進んでいく感じがした。量子コンピューターと言っても具体的に何が出来て
どのような点が人類にとって脅威になるのか。こういう話が好きな人なら
分かることなのかもしれないけど、ちゃんとした説明がないからCEOとか
何でそこまで必死になるの?って感じがしてしまう。
てかCEOのあの組織もよくわからなかったなぁ。黒服がすぐ登場するのも
テンプレな感じで安っぽかったし。
作中で扱う事象を一般的なイメージに頼るんじゃなくて、この作品の中での
オリジナリティをもっと出してほしかった。その方がストーリーに没頭出来るし。
④後半から陽太がどんどんウザくなる
ひなの体が不自由になってからの陽太がとにかくウザかった。
「大声を出してはいけません」って言われた先から何もためらわず絶叫する所は
おいおいって感じ。しかも繰り返すし💧
個人的にABの強制成仏音無くんの独善的な所がすごく苦手だったのですが、それに
通じる所が後半の陽太からはプンプンして好きになれない主人公だなーと思った。
施設での彼は「あの夏に過ごした時間をひなに思い出させる」ことにだけ重きを
置いてて、それを思い出させようと必死になって声張り上げてる所が痛々しい。
その態度が、思い出が抜けてしまったひなには何も価値を見出せないように
感じられてしまったんだよなー・・。本当にひなのこと好きなの?って。
「ひなは僕といるの楽しかったよね!家に帰りたいよね!」って押しつけがましい
部分にちょっと引いてしまった。まぁこういう未熟な人物として描きたかったのかも
しれませんが。
keyのゲームの主人公は基本好きなんだけどなぁ。クラナドの明也の父親に対する
態度とかは理由を知ってからすごく共感出来たし。
⑤ロゴス症候群の内容が実父が言ってたのと違う・・
歩けないし意思の疎通も出来ない病気じゃなかったんですかねぇ・・?
だったら奇跡は起きないとか言ってたけど立派に奇跡起きてるじゃんって思った。
介護してて「ようただいすきー💕」って嬉しい言葉をくれるほど情緒豊かなのに
そんな娘を捨てた実父が糞過ぎるってだけのオチになってしまった。
あと映画撮影のシーンも何か24時間テレビの企画っぽくてなぁ。
「難病の女の子が映画撮影にチャレンジ!」って感じで・・。感動するシーンと
して作られてるのは分かったけど、初期の説明に反して病状軽くなってるから
あんまり感情移入出来なかった。
⑥介護エンド
まぁ綺麗な終わり方であったとは思うけど・・・。
でもさっきも言いましたが、これってもしひなが陽太のこと思い出さなかったら
陽太ってあっさり彼女に対する執着を捨てると思うんだよなぁ。
だからこの二人のラブラブみても全然萌えないっていうか・・・💧
後これだけは言いたい!あの施設の前で雪の上を歩くシーン。
あんなご都合主義満載のシーンで名作AIRの感動的なシーンのオマージュ
要らなかった!!!!!そのシーンから面白いぐらいハイスピ―ドで
ひなが陽太LOVEになってくし。
この介護エンドが作り手側からするとハッピーエンドとも言えないらしいけど、
大好きな子とずっと一緒にいられて意思の疎通も出来て病状も何故か軽くなって
ってどう見てもハッピーエンド。病気の大変さがこれっぽっちも伝わらないから
あーよかったねって思いしか残らない。
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だーまえ先生の世界観と発想と音楽はすごくいいと思う。
だから無理せず原案と音楽に携わってシナリオ面では他の方の力を借りる方向で
全然いいと思うんだよなー。サマポケもそんな感じだし。
でも、今回は色々吐き出したけど、次回作が出たら結局また
期待しちゃうんだろうなぁ~w